小児の水イボ外来
水イボ(伝染性軟属腫)は、ウイルスで感染する皮膚の病気です。2〜3年後には治るものの、その間に乾燥肌やアトピー性皮膚炎の痒みで皮膚を掻き水イボが増えてしまう事があるため、早めに適切な治療を受けることも大切です。
治療には、
| 利点 | 欠点 | |
|---|---|---|
| ①そのまま放置 | 自己の免疫で治癒 | 数ヶ月から数年、不確実 |
| ②ピンセットによる除去 | 確実に除去 | 痛い 多数の水イボには不向き |
| ③水銀軟膏塗布 | 自宅で治療 | 自己負担 不確実性 |
| ④冷凍凝固法 (当院では取り扱いせず) |
安心感 | 治療期間限定 不確実性 |
| ⑤ワイキャンス塗布療法 (当院で推薦) |
安心感 確実性 | 適応が2歳以上 1回の治療期間は3週間 |
などが有ります。
各治療法にはそれぞれ一長一短が有り、利点や欠点を考慮して選択する事をお勧めしています。
当院では安心感と確実性を考慮して、ワイキャンス塗布療法をお勧めしています。下図のように薬剤成分(カンタリジン)の酵素活性を利用して、ウイルスに侵された表皮構造を壊しウイルス感染組織を除去すると考えられています。
さらに、下図の過程(2日〜20日)で治癒していきます。塗布時はほぼ無痛(後日の違和感のみ)です。水イボが多数、難治性、痛みに弱い子には効果的で、計画的で段階的に治療が進められます。


そこで、水イボ(伝染性属腫)の除去をご希望の場合、まず医師による診察を受けていただきます。
診察では、現在の皮膚の状態、水イボの数、大きさ、部位などを確認し、治療の必要性や方法についてご説明いたします。
- 摘出は後日の予約をお願いしております。
(診察の予約と、摘出の予約は別日となります。) - 痛みや恐怖心を和らげるために麻酔テープや外用薬を用いた処置を行うことも可能です。
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